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全10回の写真展 ありがとうございました

「ありがとう!えがおのタカラモノたち」
写真展は4日間の展示を大盛況のうちに終了いたしました。

全10回の最終回は
写真家 伊東一平さんに撮影をお願いし
7枚の写真が飾られました。
全10回の写真展 ありがとうございました_d0086022_11421110.jpg

ダウン症のある人たちの魅力を最大限に引出してくださって
とても素敵な展示となりました。


全10回の写真展 ありがとうございました_d0086022_11415456.jpg
ここで笑顔の連鎖が起き
生まれてきた我が子への感謝や
日々支えてくださる方々への感謝
当たり前ではない日常に感謝の「ありがとう!」で
溢れかえりました。


2011年から毎年開催してきた写真展も
これで一区切りとなります。


全10回の写真展 ありがとうございました_d0086022_11411095.jpg


コロナ禍となり世の中が不安でいっぱいになっています。
「ダウン症」という障がいの繋がりに限らず
今、人と人との繋がりが大切だとつくづく感じています。



全10回の写真展 ありがとうございました_d0086022_11410454.jpg



どうか、独りで悩まず幸せに生きられる人と
誰もが繋がれることを願って、
来場者へのメッセージを最後に転記します。

写真展の開催に際しご協力いただいた皆さまに
心からの感謝を申し上げます。
(あ)


↓↓

大切な「繋がり」にありがとう! 

2011年、震災で人と人との繋がりや思いやりの大切さを痛感した

その年に第一回目の写真展を開きました。スホの普及率が急上昇し

た頃でもありました・障がいのある子の子育ては不安を抱えて始まり

ます。同じ境遇の仲間が、障がい児故の療育や合併症などによる通院

もあり自由な外出もままならない育児の合間に、離れた場所に居ても

手元のデバイスからSNSで繋がり、情報交換をしてきました。オフ会

が写真展の準備の場となり開催を決行しました。「ダウン症」を知ら

ない人に知って欲しい、誤解や偏見をなくしたい、そして同じ様にマ

イノリティで独り悩んでいる人と繋がりたい、そんな想いでした。「障

がいを持って産まれたことは不幸な人生の始まりではない」ごく普通

の家庭にある家族の愛情溢れる普段の生活、障がいがあっても命を輝

かせ生きるその姿を写した写真の数々に、多くの皆さんへ理解を拡げ

ようという願いを込めました。毎年続けていると、私達にとっても子

供達の成長を喜び合える写真展である事にも気付きました。そして応

援してくださる方々、温かな手を差し伸べてくださる方々と繋がれた

事が何より嬉しく、有り難く、心強く前を向いて進んでいける自信と

なっていきました。時代も変化し続け、最終回を迎える今年は予期せず

コロナ禍となり更に大きく社会が変わろうとしています。オンライン

化も加速したこのタイミングでオフライン写真展は終わりとなりま

すが、これまでの10回を幸せのアーカイブとして、これからもずっと

「繋がり」を大切にタカラモノたちと共に歩んでいきます。どこかで悩

みを抱える人が共に生きる誰かと繋がりますように。「独りじゃない」

どうぞ私達を思い出してください。この写真展を通して出会い、支え

てくださった全ての皆さまに感謝いたします。心より「ありがとう!」


by Barakan-A | 2020-12-05 22:40 | 家 族 | Trackback | Comments(0)