八ヶ岳高原音楽堂

始めて訪れたのは建築学科の学生だった20年以上も前でした。
誰もいない客席に、演奏会を想像したり、
客と演奏者の動線が巧妙にわけられた
控え室とステージ脇のドアを結ぶ通路を通り、
ワクワクしたのはまだ若い20代でした。
「いつかはここで音楽を聴きたい」という念願が叶い、
家族と共に聴衆として訪れることができました。
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吉村順三さん設計の八ヶ岳高原音楽堂。
来年30周年を迎えるそうですが、
高原に佇むその風格は衰えず凛としていました。

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10数年前、木製建具の開閉やステージ裏まで建物の隅々を
夫とまだ幼い娘の3人で見学させていただいた30代。
贅沢な見学でしたがあの時も演奏会ではなくひっそりとしていました。
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今回は純粋に聴衆のひとりとして、
ウェルカムドリンクのグラスを片手に談笑する人達で賑わうホワイエ、
開演までの時間、音楽堂を見下ろしながら座ったり寝そべったりして寛ぐ人達が点々とする芝生の斜面、
聴衆で埋め尽くされた客席、
本来の機能をしている建築を見る事ができました。
現在40代半ば。
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森山良子さんの、奥行きあり澄んだ歌声と
途中降り出した雨音、軒先から滴り落ちる雨水の共演
ステージへの視線の先に見える緑の樹々が揺れる様子は
「ざわわ ざわわ♪」沖縄のさとうきび畑を連想させ
八ヶ岳の高原の自然と一体となった演奏会を満喫することができました。
感動をありがとうございました。こんな体験はするべきだとつくづく。
感動は身体に充分に染み込ませ、そして仕事に活きるはず。
まだまだ学びの40代。
(あ)

森山さんFacebook→ 

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by Barakan-A | 2017-07-24 11:29 | 旅 行 | Trackback | Comments(0)