2016年 02月 27日
歴史的建造物調査

宇都宮市市街地に建つ
歴史的建造物調査のお手伝いで
先月末から3回参加しました。
全部で70ヶ所以上のうち、
4分の1くらい担当できたでしょうか。
調査対象はほとんどが大谷石の蔵。
戦前に建てられたものも多く、
宇都宮空襲の焼夷弾で焼けた梁を
見せてもらったり、
お米屋さんの蔵は
戦中陸軍の物資倉庫として使われていた
と言う話しが聞けたり、
貴重な体験もできました。
所有者の方にとっては、
代々受け継いで保存維持する
ご苦労もあることでしょうけれど、
大谷石の街、宇都宮市の景観を特徴づける
建築物でもあります。
カフェや店舗、オフィスとして
既に活用されている物も多くありますね。
震災で被害を受けた箇所もあったようですし、
耐震や老朽化を無視して進むこともできず
なかなか簡単ではないかとも思いますが、
是非、残していって欲しいものです。
あとは調査のまとめも残ってますが、
なかなか楽しくやらせていただきました。
市役所の食堂も初めて利用。
(あ)

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by Barakan-A
| 2016-02-27 15:01
| 建 築
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