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震災の被害つづき

駐屯地が近いせいでしょうか。ずっとヘリの音が響いています。
救援救助のためのヘリ。
どうかどうか、1人でも多くの人の命が助かりますように、、、




本当に微力、自分にできること、、、、、と
まずは、
今までに関わらせていただいた建物の状況を確認させてもらっています。
住まわれている方々がまず無事であることに安心し、
建物も構造的にダメージをうけている様子もなく、
このまま住み続けられると判断できました。


車を走らせていると、やはり同じ市内でもより東の方が
被害が大きいと感じます。
石塀が倒れたり、瓦が崩れたり、、、
完全に倒壊した建物は、見回ったところありませんでした。
特に瓦が崩れる被害が多いようです。



阪神大震災以後にできた、建物に関する
「応急危険度判定士」講習会内容を思いおこしています。
余震も続き、不安な方も多いと思います。
まずは、建物全体を見てください。
大きな傾きはありませんか?
一般的な木造住宅の場合、
まず、基礎に大きなヒビなどはないでしょうか?
建物の足もとをぐるっと一周見てみてください。
柱、梁が揺れによって大きく動いたようなところはないでしょうか?
構造材は見えないところは、壁や建具が大きく壊れてなければ
その可能性は少ないです。
内装材(珪藻土、クロスなど)の少しのヒビは問題ありません。
鉄骨造も同様に構造材に破損があれば、それを覆った内装材にも
何らか影響があると思われますが、なければ問題ないと思われます。
但し、大きな建物の場合、
天井など高所部分からの落下物がある可能性もあり、
注意してください。
鉄筋コンクリート造、
大きなコンクリートのひび割れがなければ問題ないと思われます。
(小さなヘアクラック程度は問題ないでしょう。)
但し、高所からの落下物には同様に注意してください。


この地域、震度6強の揺れによって、
建物も何らかの影響を受けていると思います。
まずは人命に関わる損傷がないかどうか。
それが第一だと思います。
これから、修理修繕の依頼が
殺到(すでにしている)すると思います。
急を要するか否かで、
お待たせすることになります。ご了承ください。
既に、屋根へ登って瓦の修理をしている姿を見かけます。
くれぐれも気をつけていただきたいです。


最も大きな被害を受けた地域の映像を見たり、
被災者の声を聞いたり、、、
目を背けているだけにはいかない。
でも、ニュースを見て、涙を流すのは一日1回にしよう。
私たちは、住むところがあって食べるものもある。
今までのようなわけにはいかないのは当然のこと。
できる限りの節約をして、
そして、私たちは早く今まで通りの生活にもどり、
仕事をしよう。





緊急特集!東日本大地震情報&お見舞いメッセージ
by barakan-a | 2011-03-15 10:50 | ひとりごと | Trackback | Comments(0)