カテゴリ:旅 行( 25 )

八ヶ岳高原音楽堂

始めて訪れたのは建築学科の学生だった20年以上も前でした。
誰もいない客席に、演奏会を想像したり、
客と演奏者の動線が巧妙にわけられた
控え室とステージ脇のドアを結ぶ通路を通り、
ワクワクしたのはまだ若い20代でした。
「いつかはここで音楽を聴きたい」という念願が叶い、
家族と共に聴衆として訪れることができました。
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吉村順三さん設計の八ヶ岳高原音楽堂。
来年30周年を迎えるそうですが、
高原に佇むその風格は衰えず凛としていました。

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10数年前、木製建具の開閉やステージ裏まで建物の隅々を
夫とまだ幼い娘の3人で見学させていただいた30代。
贅沢な見学でしたがあの時も演奏会ではなくひっそりとしていました。
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今回は純粋に聴衆のひとりとして、
ウェルカムドリンクのグラスを片手に談笑する人達で賑わうホワイエ、
開演までの時間、音楽堂を見下ろしながら座ったり寝そべったりして寛ぐ人達が点々とする芝生の斜面、
聴衆で埋め尽くされた客席、
本来の機能をしている建築を見る事ができました。
現在40代半ば。
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森山良子さんの、奥行きあり澄んだ歌声と
途中降り出した雨音、軒先から滴り落ちる雨水の共演
ステージへの視線の先に見える緑の樹々が揺れる様子は
「ざわわ ざわわ♪」沖縄のさとうきび畑を連想させ
八ヶ岳の高原の自然と一体となった演奏会を満喫することができました。
感動をありがとうございました。こんな体験はするべきだとつくづく。
感動は身体に充分に染み込ませ、そして仕事に活きるはず。
まだまだ学びの40代。
(あ)

森山さんFacebook→ 

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by Barakan-A | 2017-07-24 11:29 | 旅 行 | Trackback | Comments(0)

益子へ

先日、久しぶりに益子へ行きました。
ちょうど、土祭(ヒジサイ)開催中でしたが、
行った日は空いている日でした。
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娘が、学校の益子遠足で行かなかったというので
益子参考館」も寄ってきました。
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濱田庄司さんが愛用していたと
イームズのラウンジチェア。
名作をつくりだす人は、
名作に身を委ね寛いでいたんですね。
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展示室で流れていた映像での言葉。

観光客が、濱田さんの流しがけ技法が
たった15秒しかかからないのを見て
「15秒しかかからないのに、
どうしてそんなに(値段が)高いんですか?」
という質問をして、
「たった15秒ではなくて、
60年と15秒かかっているんです」と
濱田さんは答えたそうな。


日々、鍛錬ですね。
(あ)
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by Barakan-A | 2015-10-02 10:05 | 旅 行 | Trackback | Comments(0)

10月

10月になりました。

伊勢神宮の式年遷宮ですね。
今年は遷宮の年だし、念願だったお伊勢参りをと、
春に行ってきました、、、、遅ればせながらのレポートです、汗。
神聖な場所なのでどこまでカメラを向けていいものかどうか、
おそるおそる。
外宮、内宮とお参りしてきました。
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「せんぐう館」(設計 栗生明氏)
20年に一度の一大イベント、
選ばれた職人さんたちのお仕事ぶりなども興味深く
展示も見て来ました。
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最終目的のお伊勢参りの前日は、鳥羽。
「とばすい」こと鳥羽水族館にて
海の生き物たちに癒してもらい、
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バスを乗り継いで、海の博物館(設計 内藤廣氏)
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普段、海無し県で生活している私たちには
海のものは全て新鮮に感じます。
ここで海女さんの事を詳しく展示していました。
翌朝、志摩の海女さん達の実演も見てきました。
泊まった鳥羽の宿で偶然見ていたテレビで
連ドラ「あまちゃん」の番宣をしていたのが3月末。
それがきっかけで4月1日から、
1話も逃さず見る事になったのでした。
大人気ドラマになっちゃって、単にブームに乗っかってしまったようで
悔しいような気もしますが、笑。
海女さんのドラマのはずが、アイドルになったりと
一時はどうなるかと思いましたが、半年間、楽しませていただきました。
前向きになれる最終回で良かったと思います。

さてさて、10月にもなり来春の消費税アップも決定、、、だけど
前向きに、前向きに、、、、
(あ)
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by Barakan-A | 2013-10-02 23:37 | 旅 行 | Trackback | Comments(0)

デザインあ展

先日、21_21 DESIGN SIGHTで開催の
デザインあ展に行ってきました。
NHK Eテレの番組「デザインあ」がギャラリーにやってきた感じですね。
娘も気に入って観ている番組で、
開催中の展示はまさに小学生くらいが対象でした。
参加型の展示で、なかなか面白かったです。
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子供向けですが、各所にデザインにこだわり、
安藤建築の中で、子供目線でデザインの面白さを味わえたようです。
緑の「あ」が置かれたサンクンコート廻りの自然光の中で、
自分の「あ」デザインができるコーナーもあり、、、
自由に使える筆記用具はFaberCastell、
ペンギンの置物をデッサンするコーナーはiPadでお絵描き、
即ネット上にアップロード
足元の台はアアルトスツールの脚を切って調節したものと思われ、、、
P−コンの跡もうまく使って展示していたのも面白かったです。
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子供にも本物のデザインをという気遣いが
随所に見られました。

6月までのようです。小学生におススメです。
もちろん大人も楽しめます。
ちなみに、少々混んでいました。(入り口に列)
(あ)
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by Barakan-A | 2013-02-21 23:39 | 旅 行 | Trackback | Comments(0)

広島市内

更新がだいぶ滞ってしまいました。
スミマセ〜〜ン(汗)

で、ずっと書こうと思っていた、
今月初めに行った広島市内のこと。
遅っ。

事前にアーキウォーク広島サイトを見て行ったので、
7日は、朝から縮景園を散策しながら、
県立美術館で冊子をもらって、
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(気がつけば、泊まったホテルも、
この冊子に載っていたFlexだった。)
広島市内には冊子になるほど
魅力ある建築がいっぱいなのですね。
広島へ行かれたら、
市内何カ所かで無料配布されているので、
おすすめです。

世界平和記念聖堂(設計:村野藤吾)
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アポ無しで行ってにも関わらず、教会の方が、
「もし、ご興味あれば普段入れないところへ入れてあげますよ」と、
広い教会のありとあらゆるところを案内してくれました。
この方は建築が好きなのでしょうか。
村野さんの設計意図など、かなり詳しく、
細かな納まりのことまで説明してくれました。
ここでも、原爆を抜きには語れません。
原爆で焼けのこった灰を材料にしたり、
割れた陶磁器のかけらが残っているところもありました。
教会に用いるのには珍しく、
日本的な「松竹梅」や「蓮の花」をモチーフにしたデザインなども
随所に見られました。

私達の他にも数名一緒に説明を聞いてましたが、
私達が建築関係と知ると、自身で撮った天井裏などの写真まで
渡してくれたのでした。
とにかく、まだまだ話し足りない、、といったところまで、
お話しいただきました。

仕舞いには、美味しいお好み焼きやさん
教えてくれて、、、
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確かに、
美味しかったです。

他にも見て回りたいところがありましたが、
また次回。ということで。
他にも書きたいところもありましたが、
遅くなっても書きたかった事、取りあえず(笑)
(あ)
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by Barakan-A | 2012-04-26 19:43 | 旅 行 | Trackback | Comments(0)

広島平和記念公園

6日の朝、宮島から船に乗り
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広島市内、原爆ドームの近くに着きました。
私は初めての広島です。
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平和記念公園
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テレビなどでは何度も見ていますが、
実際この場所に来てみて、
爆心地に近いこの場所でかつて沢山の命が奪われたと思うと
涙が止まらなくなりました。
そして、多くの平和を願う人々の強い気持ちを感じました。
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資料館内の展示、時間を忘れてじっくり見ました。
見続けるには辛いものもありましたが、
これは、ずっと伝えていかなければならないものだと思いました。

中でも初めて知ったのが、
原爆ドームの模型のアールの壁面に貼られた沢山の抗議文の写し。
広島市長から、世界各国で核実験を行なったとことへの抗議文。
最近のオバマ大統領宛の文があり、
その先、今後増えることを想定してか、空白の壁が続くのですが、
この抗議文を出さなくていい世の中にならないものでしょうか。
なぜ、人間はこんなことを続けるのでしょうか。
早く、世界中から核兵器がなくなって欲しい。

満開の桜のもと、花見をする人たち。
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お隣の国では、
数日中に人工衛星と言う名のミサイルを打ち上げる予定だとか。
武器は捨てようよ、、、もう。
(あ)
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by Barakan-A | 2012-04-10 13:43 | 旅 行 | Trackback | Comments(4)

宮島

広島県へいってきました。
宮島。到着した時は干潮時で
厳島神社の鳥居の周りは歩く人でいっぱい。
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夕方、潮が満ちてくる様子も見れました。
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夜の満潮時、ライトアップされた鳥居を船でくぐり抜け。
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明朝、また潮の満ちたところを見てきました。
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山を背負い、潮の満ち干きによって表情をかえる、
海の上に建った建築。
水平ラインもとてもきれいでした。
宮島の桜はもう八分咲き。
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(あ)
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by Barakan-a | 2012-04-06 22:09 | 旅 行 | Trackback | Comments(2)

もうひとつの美術館

那珂川町にある「もうひとつの美術館」へ行ってきました。
今年、開館10周年だそうです。

閉校になった学校の古い木造校舎を使っていて、
各教室が展示室になっています。
鉄筋コンクリート造の校舎の経験しかない私にとっては、
懐かしい、、、というよりは新鮮でした。
でも不思議ですね、なんだかホッとしますね。
ちょうど昇降口前のイチョウがきれいでした。
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いい作品にも出会いました。


冬(12月12日〜2月まで)の期間はお休みになってしまうそうです。
1年の間に何回か作品の入れ替えがあるそうなので、
また別の季節に行ってみたいです。
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by Barakan-a | 2011-11-26 23:58 | 旅 行 | Trackback | Comments(0)

軽井沢

10日の晩、軽井沢に宿泊して
11日朝から観光。
白糸の滝、、、
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鬼押出し園、、、
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こちらは初めて訪れました。
浅間山の噴火の溶岩がこのような形で残っています。
今年は自然の猛威を思い知らされてます。
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海にも山にも時に恐ろしい災害がおこる危険があるけれど、
自然はその美しさで人に感動を与えたりするんですよね、、、


塩沢湖のほとり、夏の家。
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設計:アントニン・レーモンド氏
普段はペイネ美術館として、絵が展示されていますが、
この10月から2ヶ月間限定で「夏の家」としての公開となっています。
(それを知らずに行きました)
以前来たときは、ペイネさんの絵の展示のため、
雨戸が閉まったり、開放感は味わえませんでしたが、
今回、幸運なことにレーモンド建築にじっくり身を置くことができました。
内部写真の撮影は許可されてましたが、
ネット上への公開は禁止とのことで、
残念ながら、こちらでは紹介できません。
ご興味の或る方は是非この機会に見に行かれるといいですよ。

そしてその近くに前日10日にオープンしたばかりの軽井沢千住博美術館
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設計:西沢立衛氏
通りからはその存在はほとんど感じられませんが、
一歩中に入ると、、、新しい。
確かに「新しい」美術館です。
日の光が館内に存分に差し込んできます。
紫外線で絵が傷まないか心配になるほど。
UVカットガラスを使用とのことですが。
床は土地の斜面がそのまま活かされ傾斜しています。
シンプルに見せるために、
とても沢山のことを考えて作られている建物です。
ちなみに、こちらの美術館
住所をそのまま地図検索すると別のところが表示されるようです。
国道沿いで目立つ位置にありますので、
迷うことはないと思いますが、、、、
もし今後行かれる方はご参考まで。

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by Barakan-A | 2011-10-15 16:33 | 旅 行 | Trackback | Comments(2)

安曇野〜長野市

10日。
北関東道を走って、信州方面へ突き進んで、
初めに向かったのは、安曇野ちひろ美術館
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設計:内藤廣氏
車を降りると少し空気がヒンヤリ。
建物もじっくり、
いわさきちひろさんのやわらかな絵もじっくり、
見る事ができました。
中庭のデッキチェアーに横になって
青空を見上げ、気持ちよかったです。

長野市内へ入り、善光寺参り。
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お戒壇めぐりもしてきました。
真っ暗闇の回廊、娘も怖がらず(いや怖かったのかも?)
錠前をつかんで出てこられました。
極楽浄土へいけますように、、、

そのお隣にある東山魁夷館
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設計:谷口吉生氏
東山絵画の独特なグリーンやブルーの色に吸い込まれそうでした。
ここへ来るのは二度目ですが、
美術館は絵を堪能できるよう計算しつくされていると感じました。
絵を見終えて、ラウンジに出ると
中庭の水面に当たった日の光が天井に反射して、
キラキラ、キラキラ。

お天気にも恵まれました。
やはり10月10日は「晴れ」ですね。

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by Barakan-A | 2011-10-15 15:20 | 旅 行 | Trackback | Comments(0)