2008年 09月 13日
現場&計画
今回の敷地の地盤は表層部分が極めて弱く、何らかの改良が必要でしたが、地盤調査会社とも協議し、ソイルセメントと鋼管杭を併用した「タイガーパイル工法」を採用致しました。
この工法の最大の特徴は、「鋼管杭の安定した強度」と「ソイルセメントの大きな摩擦力」を合わせる事で各々の短所を補うことが可能となり、高い支持力を確保出来るというものです。その他にも鋼管を入れることで改良径を小さくすることが可能となり、残土が少なく済み経済的であることも言えるでしょう。短杭は通常不可となりますが、この工法では2mから可能となるので、今回のような住宅規模の浅い柱状改良には適しています。本数が多いのが気になりますが、表層を全て改良することを考えればローコストです。(あくまで住宅のベタ基礎という前提ですが。。)
工事開始直後にお施主様も見学にいらっしゃいました。この工事は完了すると地面の中に埋まってしまいますので、ご覧頂けたことはたいへん良かったと思います!基礎の下の重要な部分ですからね!
現場から事務所に戻り、計画案のまとめ作業。。
まとめる最中に、新たな考えも、、。いつものことですが試行錯誤の連続です!
この結果を提案にうまく反映したいですね!
by barakan-h
by barakan-a
| 2008-09-13 01:48
| 現 場
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